細かいスペックは他に詳しいサイトがありますので、そちらにお任せすることにします。
大阪での残業成金時代（1995年位でしょうか。）に購入。はじめてのContax。高い質感。カッコイイ。しかもズームがつき。おまけにコンパクト。（といってもでかいが・・・。）うれしくて、うれしくて、常にかばんの中に入れておりましたが、結構ギュウギュウ詰め状態であったことが多かったため、よく壊れました。そのため日常はXA2にまかせ、このカメラは余所行きのカメラに変更。他のカメラのように落っことしたり、ぬらしたり・・・、なんてとんでもない！！このカメラは私にとって京都を散策する時や、友人の結婚式の際に出動する、おめでたくありがたいカメラになったのであります。
撮った写真の印象はというと、とにかく曇っているときや、雨降りのときの写真がめちゃくちゃきれいです。においたつような鮮やかな発色。鳥肌が立つ思いです。ということで悪天の時も、このカメラが出動します。（決してぬらしたりしません！！）そういえばContaxのカタログでもさわやかな抜けるような青空の写真はあまり見たことがないような・・・。
あと南の地方よりも北の地方にこのカメラは合うようです。東北、青森県の下北半島ツーリングに出かけた時のスナップ群は、なかなかはまりました。なにやら「青が濃い、寂寥感のある風景。」、夕日を撮ってももなかなかブルージーです。誰もいない砂浜と原野。そんな侘びさびの世界が得意なようです。
地方によって引き立つ色、空気があるのでしょうか。ここ数年来の課題です。Ｃｏｎｔａｘのカメラをメイン使われている方のご意見もお聞きしたい今日この頃です
ともあれ、おめでたい時。天気が悪いとき。北上する時。このカメラは僕のかばんの中にあります。
